Hiraku’s diary

特にコンセプトはございません。ご笑覧ください。

人生ゲームは人生の縮図である

学校で席替えをするとき、なぜ1番前になるリスクがあると分かっていてもワクワクして楽しい気持ちになるのか。それは、くじを引いて机を動かすときに、自分の席という居場所があることを確認できるからだ。

 

大学生になると、席替えは無くなる。

固定の席はもはや必要なく、個人個人の資質や思想に合わせて授業を組み立てる。

たまたま同じ想いや似たような目的を持った仲間たちと出会う。彼らと隣に座り、講義を受け、放課後はまた別の仲間と活動やアルバイトを行う。

 

僕は大学生の時、バスケットをしていた。ジャンケンで負けて副キャプテンになり、弱小チームなりに練習は楽しくするべきという意見を常に発信し続けた。広島にまで遠征に行って100点差で負けた時も、学生支援課の怠惰によりいつまで経っても部費が出ず自腹で備品を買った時も、楽しかった。環境のせいにしてはいけない。私たちの幸せは常に、私たちの中にある。

 

幸せとは何か考えない方がいいと以前ブログに書いたが、そこまで悲観的にならなくとも、幸せが比較的近くにあると感じる瞬間が最近多い。

 

人生ゲームを買った。すごろくを人生に準えた画期的なボードゲームだ。最初に5000ドルを貰い、車に乗ってスタートする。そしてスタート後すぐに職業が決まる。私はここが好きだ。将来の夢は何?と聞かれたときに、「〜になること」と答える人が多いが、それは違うと思う。

 

職業につくことがゴールの人生ゲームなんか、ルーレットを回す気力さえ起きないのではないだろうか?

 

とにかく、ゲームの中で私は政治家になった。しかし5ターンほどでその職業を失うイベントに遭遇し、見事フリーターになってしまった。買った家も隣の人に奪われ、財産を失った。ゲームの中でさえ、思い通りに生きるのは難しい。

 

話は変わるが、私は最近耳の奥に指を突っ込んだ。変な音がした。例えるなら、線香花火が終わる時の小さな破裂音。小さい頃から耳に指を突っ込んでヘラヘラする癖がある(目的は、何もない。)のだが、音がしたのは初めてだ。

 

するとプールの水に潜った時みたいに、音が聞こえにくくなった。とても怖い気持ちになったので耳鼻科に予約をした。しかし、あるあるだが病院に行く前に治った。良かった。