Hiraku’s diary

特にコンセプトはございません。ご笑覧ください。

社会人2年で2回目の転職をする人の話

僕は、チャレンジャーであり続ける。

 

僕は12月に24歳になったばかりのまだまだ人生初心者なのだが、2回目の転職を実行する。

 

就職には結婚と似ている点があると思う。

結婚は決意表明。全ての始まりに過ぎない。

そこから度重なる幸福や試練を、パートナーと肩を組んで乗り越えていく契約である。

 

転職することはいわゆる再婚ということになるのかもしれない。僕は2回目の再婚をすることになるのだろうか。そう考えると、非常にモテる輩ではある。悪い気はしないが、罪悪感も同じくらいある。矛盾という言葉がぴったりである。

 

ただ今回、本当に学んだことは、自分が好きだと信じているものこそ最高なのだということ。

 

1年目に高校教員になり、忙しい毎日の中にも楽しさややりがいを感じていた。生徒のためならどれだけでも頑張れたし、授業は毎回何か新しいものを取り入れようと必死だった。生徒も、必死についてきてくれた。とてもとても、楽しかった。

 

経営に興味を持ち、2年目は塾の経営をした。自分の教育への思いが正しいのかどうかを試す機会が欲しかった。世の中の生徒達のリアルな声を知りたかった。

 

確かに経営を通して学んだことは数多い。どのタイミングで子供を預けようと思えたか、保護者が我々に何を求めているのか、それらを知るきっかけになった。ただ、そのノウハウを僕は教育にフルコミットしたいだけであることを知った。いかにそれをお金に変えるか、とか言葉巧みに人を操り質の低いものを高いもののように見せる、みたいなことにまるで興味がないことに気がついたのだ。

 

人生は一度きりである。できるだけ多くのことを学び、多くのことを伝えていきたい。シンプルにそれだけ。だから、現在進行形で僕は教員をやりたい。小4の時に抱いたこの想いは、24歳になった今も全く変わらず僕の中にある。

 

長くなったが、転職は転職が目的ではない。目的のための手段にすぎない。失うものは数多いかもしれない。しかし、それでも僕はチャレンジャーであり続けたい。環境は変わるがその姿勢は永遠に変わらないだろう。我々は「負けない」ことで勝ち続けることができるのだ。

 

太陽を見続ければ、影を見る瞬間さえも訪れないのである。